最期にビハーラは何ができるか : 日本的看取りとビハーラの展開
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最期にビハーラは何ができるか : 日本的看取りとビハーラの展開
自照社出版, 2015.7
- タイトル読み
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サイゴ ニ ビハーラ ワ ナニ ガ デキルカ : ニホンテキ ミトリ ト ビハーラ ノ テンカイ
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注記
参考文献: p208-211
内容説明・目次
内容説明
在宅死より病院死が多い現代人の「死」を取り巻く環境、終末期の患者の周辺では何が起こっているか。シシリー・ソンダースのホスピスから仏教のビハーラ施設の誕生の経緯、今求められている宗教的ケアと「日本的看取り」のあるべき姿を、長年の看護師経験をもとに、宗教社会学、死生学の分野より論述。
目次
- 第1章 死する存在としての人間(通時態の中での死—西欧と日本;共時態としての現代の死;浄土信仰での死—日本人的死生観)
- 第2章 現代の死にゆく人の環境(医療政策における病院と身体;ホスピスの歴史的背景;生の例外状態としての臨死患者;終末期医療における一般の人と医療従事者の意識比較;死にゆく場所の諸問題;病院の多様なあり方—「宗教立病院」について)
- 第3章 病院内におけるスピリチュアルケアのあり方(医療従事者が扱うスピリチュアルケアとは何か;「ビハーラ」の歴史;社会貢献活動としてのビハーラ;実践の場としてのビハーラ関連施設)
- 第4章 死ぬことを支えるマンパワーとしての医療従事者(医療従事者に対する「死の教育」;死生学という学際分野の興隆と構築;僧侶に対する医療臨床教育)
「BOOKデータベース」 より