日本歌謡ポップス史 : 最後の証言
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書誌事項
日本歌謡ポップス史 : 最後の証言
白夜書房, 2015.9
- タイトル別名
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日本歌謡ポップス史最後の証言
- タイトル読み
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ニホン カヨウ ポップスシ : サイゴ ノ ショウゲン
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索引あり
内容説明・目次
内容説明
戦前戦後からの日本歌謡ポップス・ヒストリーを形作った最重要人物たちの知られざるエピソードを集大成した日本歌謡ポップス史最後の証言!
目次
- 服部良一—戦前のジャズ・ソング、戦後のブギウギでジャパニーズ・ポップの幕開けを飾ったサウンド・クリエーター。
- 馬渕玄三—島倉千代子、美空ひばり、小林旭、畠山みどり、水前寺清子らを担当した“演歌の竜”(五木寛之の小説のモデル)と呼ばれたディレクター。
- 長田幸治—日本コロムビアで井上ひろし、守屋浩、飯田久彦、クラウンで西郷輝彦などでポップス歌謡を生みだし、美川憲一まで担当したディレクター。
- 飯田久彦—カヴァー・ポップスのアイドル歌手時代からピンク・レディー、岩崎宏美、松本伊代のディレクターまで。TV時代のポップス歌謡を生きる。
- 漣健児=草野昌一—カヴァー・ポップス時代の訳詞家としてポップスの歌詞を一変させた漣健児、著作権管理ビジネスを根づかせたシンコーミュージックの草野昌一という二つの顔を生きる。
- 山田競生—“和田弘とマヒナスターズ”から“内山田洋とクール・ファイブ”への歌謡コーラス・グループの流れ、そこから見えてくる歌謡曲の貪欲さこそが新たな歌の魅力を生みだしていく。
- 糸居五郎—アメリカ・スタイルのラジオDJでポップス、ロックの“今”を提示し続けた糸居五郎の原点は“卒論”の「米国における新興企業」、つまり音楽産業論だった。
- 中村八大—永六輔・中村八大(六・八)コンビが生みだした60年代ポップスは、ジャパニーズ・ポップス史&歌謡曲史にあって孤高の輝きを放つ。
- 中田喜直—「早春賦」の作曲家・中田章の次男で、「めだかの学校」や「夏の思い出」などを作曲した中田喜直は、ラジオ時代の作曲家だった。
- 小室等—日本のフォークの歴史で、自作の曲を歌ったのは“六文銭”が初めてです。
- 草野浩二—カヴァー・ポップス時代を疾走した若者たち、ダニー飯田とパラダイス・キング、坂本九から弘田三枝子、森山加代らのディレクター。
- 井上大輔—ロカビリーの伴奏バンド・スタイルの“ジャッキー吉川とブルー
- コメッツ”が、キンクス、アニマルズ風のオリジナル曲をうたい、作曲家としてドゥーワップ・グループ、シャネルズ(ラッツ&スター)へ曲を提供。
- 朝妻一郎—フォークとロックの台頭とともに邦楽系のレコード制作を一変させ、レコード・ビジネスの根幹が音楽著作権と原盤であると示した。
- 「歪んだ日本語の系譜」—C調言葉のヒットパレード
- 1970年前後の極私的新宿体験とロック体験
「BOOKデータベース」 より