満州と岸信介 : 巨魁を生んだ幻の帝国

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満州と岸信介 : 巨魁を生んだ幻の帝国

太田尚樹著

KADOKAWA, 2015.9

タイトル読み

マンシュウ ト キシ ノブスケ : キョカイ オ ウンダ マボロシ ノ テイコク

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注記

参考文献: p247-251

内容説明・目次

内容説明

関東軍が描いた「五族協和」「王道楽土」の理想とは裏腹に、法律も行政も未整備だった満州は、岸信介にとって自らの統制経済理論を実践する恰好の実験台だった。東洋一の規模を誇る豊満ダムの建造、鮎川義介率いる日産コンツェルン誘致と満業の創業、甘粕正彦を理事長に抜擢した満映改革—満州での実績と自信を踏み台に、革新官僚から大政治家へと変貌していった巨魁の実像に迫る!

目次

  • 第1章 満州国への道(国務院実業部総務司長に就任;満州は日本の生命線 ほか)
  • 第2章 若き日の岸信介(故郷の山河;曾祖父佐藤信寛 ほか)
  • 第3章 満州から満州国(満蒙は中国の一部か;満州に関心を寄せたアメリカ ほか)
  • 第4章 岸の満州人脈(甘粕正彦と石原莞爾;松岡洋右と鮎川義介 ほか)
  • 第5章 戦争の時代へ(商工次官として復帰;近衛文麿が欲しがった岸 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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