こころの原点を見つめて : めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法
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書誌事項
こころの原点を見つめて : めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法
遠見書房, 2015.9
- タイトル別名
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こころの原点を見つめて : めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法
- タイトル読み
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ココロ ノ ゲンテン オ ミツメテ : メグリメグル ニュウヨウジ ノ キオク ト セイシン リョウホウ
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内容説明・目次
内容説明
治療の鍵は、乳幼児期の記憶。乳幼児期の記憶は、人間の一生に深い影響を与える。本書は、児童精神科医として稀代の存在である小倉と、発達障碍の臨床実践・臨床研究において第一人者である小林による論文・対談を収録した1冊である。「乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり涙を流したりすること自体が治療だと思う」とする小倉と、臨床実践や調査・研究から母子の関係性と病理を解明してきた小林による治療論。子どもから成人まで多くの事例をもとに、こころが形作られる原点をめぐる治癒を探る。
目次
- 1 乳幼児期の母子関係からみたこころの病の成り立ち(関係に着目するようになったのはなぜか;母子関係の観察をどのように行なったか ほか)
- 2 患者の面接で語られる乳幼児体験(大学も教科書も、まるで面白くない;犯罪者の幼少期体験 ほか)
- 3 対談 乳幼児体験とこころの臨床(赤ちゃんの時の写真を見る;幼い頃の記憶が蘇る ほか)
- 4 患者の面接で語られる乳幼児体験(思春期症例の臨床;思春期の特徴とその家族との関係性 ほか)
- 5 罪を犯した人との面接でみられる「甘え」のアンビヴァレンス(詐欺事件を起こした人との面接を通して感じたこと;犯罪者の生育史からうかがわれる幼少期体験 ほか)
「BOOKデータベース」 より