社会科学と高貴ならざる未開人 : 18世紀ヨーロッパにおける四段階理論の出現

書誌事項

社会科学と高貴ならざる未開人 : 18世紀ヨーロッパにおける四段階理論の出現

ロンルド・L・ミーク著 ; 村井路子, 野原慎司訳

昭和堂, 2015.10

タイトル別名

Social science and the ignoble savage

社会科学と高貴ならざる未開人 : 18世紀ヨーロッパにおける四段階理論の出現

タイトル読み

シャカイ カガク ト コウキ ナラザル ミカイジン : 18セイキ ヨーロッパ ニオケル ヨンダンカイ リロン ノ シュツゲン

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注記

原著 (Cambridge University Press, 1976) の全訳

監訳: 田中秀夫

内容説明・目次

内容説明

未開と発展、社会経済思想の変遷。「高貴な未開人」という文明批判は18世紀の社会科学に影響を与え、「高貴ならざる未開人」という観念は社会発展の新理論の形成に影響を与えた—アダム・スミスなどの古典派経済学やスコットランド歴史学派の著作で知られるミークが、四段階理論の起源と発展、そしてその形成に未開社会研究の影響があったことを立証する。

目次

  • 第1章 四段階理論とその前史
  • 第2章 「始まりにおいて全世界はアメリカであった」
  • 第3章 一七五〇年代のフランス先駆者たち
  • 第4章 一七五〇年代のスコットランドの先駆者たち
  • 第5章 高貴ならざる未開人と「粗野な部族の歴史」
  • 第6章 修正主義者、詩人、経済学者

「BOOKデータベース」 より

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