ひかげの宿 ; 山桜 : 川崎長太郎「抹香町」小説集
著者
書誌事項
ひかげの宿 ; 山桜 : 川崎長太郎「抹香町」小説集
(講談社文芸文庫, [かN6])
講談社, 2015.10
- タイトル別名
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ひかげの宿/山桜 : 川崎長太郎抹香町小説集
- タイトル読み
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ヒカゲ ノ ヤド ; ヤマザクラ : カワサキ チョウタロウ マッコウチョウ ショウセツシュウ
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注記
「夜の家にて」 (「戦後短篇小説再発見 12」講談社, 2003年6月刊), 「無縁」「金魚草」「淡雪」「褪色記」「野良犬」 (「抹香町」講談社, 1955年7月刊), 「山桜」 (「昭和文学全集 14」小学館, 1988年11月刊), 「再会」 (「日本短篇文学全集 28」筑摩書房, 1970年6月刊), 「娼婦」 (「流浪」文芸評論新社, 1959年2月刊), その他5篇は初出誌、を底本としたもの
叢書番号はブックジャケットによる
年譜: p354-376
著書目録: p377-381
収録内容
- 夜の家にて
- ひかげの宿
- 無縁
- 浮草
- 金魚草
- 淡雪
- 褪色記
- 女色転々
- 山桜
- 野良犬
- たそがれの色
- 再会
- 娼婦
- 三叉温泉
内容説明・目次
内容説明
『抹香町』によって、時代の寵児となった川崎長太郎—。しかし短篇群“抹香町もの”の全体像は、纏められたことがない。初期作「夜の家にて」から、売春防止法施行、「抹香町」の消滅、その後日譚まで、十四篇を精選した本書は、『新編 抹香町』ともいいうる。煽情的な私娼小説を超え、孤独な男女の魂の道行、虚飾を剥ぎ取り、危険水域に生きる者たちの生の原形質へと迫る。長太郎文学の核心を余すところなく示した、歿後三十年記念出版。
「BOOKデータベース」 より