福翁百話 : 明日へのともし火 現代語訳
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福翁百話 : 明日へのともし火 現代語訳
金園社, 2011.6
- タイトル読み
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フクオウ ヒャクワ : アス エ ノ トモシビ ゲンダイゴ ヤク
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注記
校正:高梨修
内容説明・目次
内容説明
明治29年(1896年)3月から同30年にかけて『時事新報』に掲載された福沢諭吉のメッセージ。百年以上も前とは思えない、人生のみちしるべとなる大切なひとつひとつの話から、諭吉の「愛する日本人への」こころが伝わってきます。
目次
- 人間の安心(人生は戯れと知りつつ戯れよ)
- 善悪の標準は人の好悪に由て定まる(善悪の基準は人が好むか嫌がるか)
- 善は易くして悪は難し(善行のほうが悪行よりもずっと易しい)
- 因果応報(人間の一挙一動には微妙に因果関係がからまっている)
- 人間の心は広大無辺なり(人間の心は広大無辺、虚無を知りつつ一喜一憂)
- 善心は美を愛するの情に出づ(善良な心は美を愛する心情から生まれる)
- 事物を軽く視て始めて活溌なるを得べし(世の中を少し軽く見るくらいのほうが決断も行動も早い)
- 至善を想像して之に達せんことを勉む(至善への道は限りがないので先人の教えが必要)
- 人間社会自ら義務あり(社会と関わりを持たずに生きるなんてことは不可能)
- 一言一行等閑にすべからず(一つの言葉、一つの行動もなおざりにしてはいけない)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より