陽明学と忠臣蔵 : 不況・逆境に負けない心の鍛え方
著者
書誌事項
陽明学と忠臣蔵 : 不況・逆境に負けない心の鍛え方
(徳間文庫)
徳間書店, 1999.4
- タイトル読み
-
ヨウメイガク ト チュウシングラ : フキョウ ギャッキョウ ニ マケナイ ココロ ノ キタエカタ
大学図書館所蔵 件 / 全1件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
東洋思想の華といわれる陽明学と忠臣蔵の義士たちの間に、密接な関係があったという事実を知る人はあまりにも少ない。新進気鋭の陽明学研究家である著者が、もう一人、義士の行動を支えた人物である盤珪禅師の教えをひもときながら、これまでだれもふれなかった新たな忠臣蔵の世界を構築した。江戸時代の人間像を見直すことで、不況に揺れ、逆境にあえぐ現代人の心の鍛え方をも解き明かした力作。
目次
- 第1章 陽明学で心を強くする—苦楽合一(掃除の神様、鍵山秀三郎さんと「掃除に学ぶ会」;江戸時代の日本人の人間力はすごかった;「陽明は文武を兼ね備えた名将」 ほか)
- 第2章 忠臣蔵の世界—儒学と綱吉の時代(元禄期、大多数の武士にとって、儒学は縁のないものだった;宗門改めが発せられて以来、儒教が制限され、迫害されてきた;「生類憐れみの令」は、社会的弱者や貧者を保護することを目指した法律だ ほか)
- 第3章 赤穂義士と陽明学(元禄赤穂事件について;山鹿素行と素行に私淑した内蔵助の大叔父・大石頼母助;『伝習録』を手写した吉田忠左衛門 ほか)
「BOOKデータベース」 より