翼ある夜ツェランとキーファー

書誌事項

翼ある夜ツェランとキーファー

関口裕昭 [著]

みすず書房, 2015.11

タイトル別名

Flügelnacht : Paul Celan und Anselm Kiefer

翼ある夜 : ツェランとキーファー

タイトル読み

ツバサ アル ヨル ツェラン ト キーファー

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内容説明・目次

内容説明

語りえぬ死者の声を詩に結晶させたツェランの問いを、キーファーはなぜ絵画の形で引き継いだのか。二人の創作における関わりから戦争の記憶を浮かび上がらせる、新しい評論の誕生。図版多数。

目次

  • 第1章 「死のフーガ」と灰の花—キーファーのなかのツェラン
  • 第2章 「ボヘミアは海辺にある」—バッハマンをめぐるツェランとキーファー
  • 第3章 変転する水晶—シュティフターをめぐるツェランとキーファー
  • 第4章 白鳥の叫びからヴァーグナーの響きへ—キーファーのなかのヴァーグナー
  • 第5章 ライン河とニーベルンゲン—反ユダヤ主義との戦い
  • 第6章 “息の結晶”—ジゼル・ツェラン=レトランジュ
  • 第7章 映画を観るツェラン—あるいはアウシュヴィッツの表象不可能性
  • 第8章 不在の書物を求めて—オースター、ジャベスとツェラン
  • 第9章 飛行の夢、天使の墜落—ツェランとキーファーの飛行機
  • 第10章 灰と鉛の想像力—錬金術としての詩作と芸術

「BOOKデータベース」 より

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