翼ある夜ツェランとキーファー
著者
書誌事項
翼ある夜ツェランとキーファー
みすず書房, 2015.11
- タイトル別名
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Flügelnacht : Paul Celan und Anselm Kiefer
翼ある夜 : ツェランとキーファー
- タイトル読み
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ツバサ アル ヨル ツェラン ト キーファー
大学図書館所蔵 件 / 全78件
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内容説明・目次
内容説明
語りえぬ死者の声を詩に結晶させたツェランの問いを、キーファーはなぜ絵画の形で引き継いだのか。二人の創作における関わりから戦争の記憶を浮かび上がらせる、新しい評論の誕生。図版多数。
目次
- 第1章 「死のフーガ」と灰の花—キーファーのなかのツェラン
- 第2章 「ボヘミアは海辺にある」—バッハマンをめぐるツェランとキーファー
- 第3章 変転する水晶—シュティフターをめぐるツェランとキーファー
- 第4章 白鳥の叫びからヴァーグナーの響きへ—キーファーのなかのヴァーグナー
- 第5章 ライン河とニーベルンゲン—反ユダヤ主義との戦い
- 第6章 “息の結晶”—ジゼル・ツェラン=レトランジュ
- 第7章 映画を観るツェラン—あるいはアウシュヴィッツの表象不可能性
- 第8章 不在の書物を求めて—オースター、ジャベスとツェラン
- 第9章 飛行の夢、天使の墜落—ツェランとキーファーの飛行機
- 第10章 灰と鉛の想像力—錬金術としての詩作と芸術
「BOOKデータベース」 より