「もの」と交易の古代北方史 : 奈良・平安日本と北海道・アイヌ

書誌事項

「もの」と交易の古代北方史 : 奈良・平安日本と北海道・アイヌ

蓑島栄紀著

勉誠出版, 2015.11

タイトル別名

ものと交易の古代北方史 : 奈良平安日本と北海道アイヌ

タイトル読み

「モノ」ト コウエキ ノ コダイ ホッポウシ : ナラ・ヘイアン ニホン ト ホッカイドウ・アイヌ

注記

引用・参考文献: 各章末

索引(人名・事項・遺跡・地名・動植物・研究者名): 巻末p1-25

内容説明・目次

内容説明

7世紀から11世紀にかけて古代の北海道と日本列島、大陸を往還した多彩な「北の財」。その実態と歴史的・文化的意義を最新の古代史・考古学研究の成果から実証的に検討する。「北の財」が媒介する古代日本の支配層とアイヌの関係を明らかにし、東部ユーラシアというスケールから古代北海道の歴史像を描く。対外交易をめぐって揺れ動くアイヌの社会と精神文化の形成・変容を捉える。

目次

  • 「もの」研究の潮流と古代北方史—問題の所在と分析視角
  • 第1部 通史:交易・交流からみた古代北海道史(古代日本と北海道・東北北部の交易・交流;古代北海道とサハリン・北東ユーラシアの交易・交流)
  • 第2部 「北の財」が結ぶ古代日本と北海道・アイヌ(平安貴族社会とサハリンのクロテン;古代北海道の太平洋側内陸部におけるシカ皮とワシ羽;「粛慎羽」再考—平安期における「北の財」とエゾ認識;古代の「昆布」と北方社会—その実態と生産・交易)
  • 「もの」と交易の古代北方史—まとめと展望

「BOOKデータベース」 より

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