誰も知らない屠場の仕事 : 牛が食卓にのぼるまで…
著者
書誌事項
誰も知らない屠場の仕事 : 牛が食卓にのぼるまで…
創土社, 2015.11
- タイトル別名
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屠場文化
- タイトル読み
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ダレモ シラナイ トジョウ ノ シゴト : ウシ ガ ショクタク ニ ノボル マデ
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注記
「屠場文化」(2001年刊)の改題新装版
その他の著者: 田中政明, 西義治, 三浦耕吉郎, 山田孝子
内容説明・目次
内容説明
そこにありながら見ることを避けてきた屠場。差別と偏見に満ちた現実、彩りゆたかな技術と伝統、食肉文化を支える人びとの生活史を、人びとの濃密な「語り」から描き出す。本書は、「滋賀県」が「(社)反差別国際連帯解放研究所しが」(2010年解散)へ委託した四年間に及び「部落生活文化史調査研究事業」の一環として、またその最終的な成果として編まれたものである。
目次
- 1 食肉文化の風景(食肉文化の過去と現在;生活のなかの味—スジ肉と「どろ」;捨てるものとされながら—なかのもん;受け継がれて—さいぼし)
- 2 牛が食卓にのぼるまで—牛・屠場・食肉に関わる人びと(屠場文化をつくる;牛の目利き—博労;家畜商;現場と管理のはざまで—場長の立場;「鉄の扉」のなかで—屠夫長の仕事;牛を丸ごと活かす文化—化製場の今昔;売り歩いて—洗い子と内臓屋;「近江牛」の暖簾を守って—食肉卸業;肉をさばく技—板場)
- 3 屠場をとりまく現実(屠場の現在;隠されてきたまなざし—屠場をめぐる人びとの声)
「BOOKデータベース」 より