紛争輸出国アメリカの大罪

書誌事項

紛争輸出国アメリカの大罪

藤井厳喜 [著]

(祥伝社新書, 445)

祥伝社, 2015.11

タイトル読み

フンソウ ユシュツコク アメリカ ノ タイザイ

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内容説明・目次

内容説明

世間にはアメリカを陰謀国家呼ばわりする識者もいるが、私が見るところ、アメリカがそれほど思慮深く、手練手管に長けているわけではない。腕力だけはヤケに強いが、あまり賢くないために、自分で新たな脅威を次々に作り出していく「迷走する巨人」、それがアメリカなのだ。結果的にも自国の利益になってはおらず、愚かとしか言いようがない。本書は戦前・戦後を通じ、アメリカ自身が原因となって、起こらなくてもいい余計な戦争・紛争を、どれだけ世界に巻き起こしてきたかを説く、いわば「アメリカ外交の失敗史」である。

目次

  • 第1章 オバマの大失言が呼び込んだ南沙諸島紛争
  • 第2章 怪物アルカイーダと「IS」の正体
  • 第3章 「大きなお世話」が生んだ「アラブの『厳冬』」
  • 第4章 「ウクライナ」におけるアメリカの責任
  • 第5章 シリア攻撃をめぐるオバマ政権の弱腰
  • 第6章 「太平洋戦争」も、アメリカが仕掛けた罠だった
  • 第7章 対日戦の終戦処理を誤った米英の大罪
  • 第8章 しなくても済んだ、朝鮮戦争とベトナム戦争
  • 第9章 ニクソンが作った中国というフランケンシュタイン
  • 終章 「迷走する巨人」アメリカと日本

「BOOKデータベース」 より

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