レジリエント・ヘルスケア : 複雑適応システムを制御する
著者
書誌事項
レジリエント・ヘルスケア : 複雑適応システムを制御する
大阪大学出版会, 2015.11
- タイトル別名
-
Resilient health care
レジリエントヘルスケア
- タイトル読み
-
レジリエント ヘルスケア : フクザツ テキオウ システム オ セイギョ スル
大学図書館所蔵 全96件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p281-311
内容説明・目次
内容説明
これまで、医療安全向上には「失敗の原因を特定し、それに対策をほどこすことによって失敗をなくす」というアプローチがとられてきた。失敗には特定の原因があると考えられてきたからだ。しかし、この伝統的なアプローチが成果をあげているとは言い難い。この閉塞感の打破が期待されるのがレジリエンス・エンジニアリングである。成功も失敗もその起源は同じであり、「うまくいっていることに着目し、事故の発生を待つことなく先行的に対応し、うまくいくことを増やす」というアプローチがその鍵となる。本書ではこのアプローチを医療に応用するための理論と手法を解説する。
目次
- 第1部 複数利害関係者と多重システムの複合体としてのヘルスケア(ヘルスケアをレジリエントにするために:Safety‐1からSafety‐2へ;レジリエンス、第2の物語、および患者安全の進歩;ヘルスケアにおけるレジリエンスと安全;結ばれるか決別か ほか)
- 第2部 レジリエンスが個人、グループ、組織の中で占める位置(集中治療室におけるレジリエンス:ジュネーブ大学病院の事例;社会技術環境における熟達化、柔軟性、レジリエンスの調査:ロボット手術に関するケーススタディ;規制とヘルスケアのレジリエンスを調和させる ほか)
- 第3部 レジリエント・ヘルスケアの特性と実践例(レジリエンスと成功を切り離して考える;患者安全における適応行動と標準化;患者のエンパワーメント促進とヘルスケアシステムのレジリエンス向上のためのPROMsの活用 ほか)
「BOOKデータベース」 より