「無限」に魅入られた天才数学者たち
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「無限」に魅入られた天才数学者たち
(ハヤカワ文庫, NF442 . 「数理を愉しむ」シリーズ||「スウリ オ タノシム」シリーズ)
早川書房, 2015.8
- タイトル別名
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The mystery of the aleph : mathematics, the Kabbalah, and the search for infinity
無限に魅入られた天才数学者たち
- タイトル読み
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「ムゲン」ニ ミイラレタ テンサイ スウガクシャ タチ
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注記
原著(c2000)の翻訳
早川書房(2002.2)刊の単行本を文庫化したもの
参考文献: p330-335
内容説明・目次
内容説明
数学に無限は付きもののように思えるが、では無限は数なのか?数だと言うならどのくらい大きい?実は無限を実在の「モノ」として扱ったのは19世紀の数学者、ゲオルク・カントールが初めてだった。カントールはそのために異端のレッテルを張られて苦しみ、無限に関する超難問を考え詰めたあげく精神を病んでしまう…常識が通用しない無限のミステリアスな性質と、それに果敢に挑んだ数学者群像を描く傑作科学解説。
目次
- ハレ
- 無限の発見
- カバラ
- ガリレオとボルツァーノ
- ベルリン
- 円積問題
- 学生時代
- 集合論の誕生
- 最初に出会う無限
- 「我見るも、我信ぜず」
- 悪意に満ちた妨害
- 超限数
- 連続体仮設
- シェイクスピアと心の病
- 選択公理
- ラッセルのパラドックス
- マリエンバート
- ウィーンのカフェ
- 一九三七年六月十四日から十五日にかけての夜
- ライプニッツ、相対性理論、アメリカ合衆国憲法
- コーエンの証明と集合論の未来
- ハルクの無限の輝き
- 付録 集合論の公理
「BOOKデータベース」 より