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アトラス, あるいは, 不安な悦ばしき知

ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著 ; 伊藤博明訳・解説

(歴史の眼 / ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著, 3)

ありな書房, 2015.11

タイトル別名

Atlas, ou, Le gai savoir inquiet

アトラス、あるいは不安な悦ばしき知

アトラスあるいは不安な悦ばしき知

タイトル読み

アトラス, アルイワ, フアン ナ ヨロコバシキ チ

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注記

企画構成: 石井朗

原著の出版事項: Paris : Éditions de Minuit, 2011

書誌インデックス: p325-390

内容説明・目次

内容説明

悦ばしき知は、常に不安に満ちている—アビ・ヴァールブルクの畢竟のプロジェクト、『ムネモシュネ・アトラス』を方位確認のための図表/盤として、構築/モンタージュ、解体、再構築/再モンタージュ、弁証法、根源、徴候、渦…の概念装置を駆使しつつ、ニーチェ、ゲーテ、ゴヤ、フロイト、ベンヤミン、バタイユ、プロッホのイメージ論を疾駆する、ディディ=ユベルマンの「アナクロニズム美術史」の輝かしい精華にして、イメージ人類学に向けての新たな炬火!

目次

  • 1 不調和なもの—「これまで書かれなかったものを読むこと」(汲み尽くせぬもの、あるいは想像力による認識;われわれの時代の遺産—アトラス『ムネモシュネ』;内臓的なもの、星辰的なもの、あるいは、いかにして羊の肝臓を読むのか ほか)
  • 2 アトラス—「苦悩の世界全体を支える」(世界の重荷の下で屈曲する巨人;追放された神々と苦しみの知;悲劇の残存、不安な悦ばしき知の曙光 ほか)
  • 3 惨禍—「世界の解体、そこに芸術の主題がある」(文化の危機と現代の「魂の戦い」;実証主義の爆発、あるいは「ヨーロッパの諸学の危機」;戦争を前にしたヴァールブルク—カードボックス一一五〜一一八 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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    ありな書房 2015.11-

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