俊乘房重源史料集成
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書誌事項
俊乘房重源史料集成
国立文化財機構奈良文化財研究所 , 吉川弘文館 (発売), 2015.12
- タイトル別名
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俊乘房重源史料集成
奈良國立文化財研究所史料第4冊
- タイトル読み
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シュンジョウボウ ジュウゲン シリョウ シュウセイ
大学図書館所蔵 件 / 全46件
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注記
原本の標題紙: 奈良國立文化財研究所史料第4冊 俊乘房重源史料集成 小林剛編
巻末p1の索引[凡例]に平成27年の復刊に際して、昭和42年3月に公刊した『俊乘房重源史料集成索引』を収録したとあり
索引: 巻末p1-35
内容説明・目次
内容説明
平氏に焼かれた東大寺大仏殿復興を担った重源。その生涯と、朝廷・後白河院・源頼朝らの支援を得ての再建に関わる史料を、東大寺所蔵のものも含めて網羅。活躍の舞台は畿内だけでなく、料国にあてられた周防や別所の置かれた播磨・伊賀などに及ぶ。鎌倉期の政治史・経済史・彫刻史・建築史に不可欠な史料集を、新たに索引を附し五〇年振りに復刊。
目次
- 保安二年(一一二一)紀季重の男として京都に生る—本朝高僧傳、浄土寺開祖傳、阿彌陀寺略縁起、源平盛衰記、紀氏系圖(群書類從)、紀氏系圖(続群書類從)、紀氏系圖(手向山神社上司家)
- 長承二年(一一三三)年十三にして醍醐寺に入って出家し、上醍醐圓明房に居る—本朝高僧傳、浄土寺開祖傳、浄土鎮流祖傳、重源敬白、醍醐寺新要録、醍醐雑事記、浄土傳燈總系譜
- 保延三年(一一三七)年十七にして四國邊を修行して廻る—作善集
- 保延五年(一一三九)十九歳の時、はじめて大峯を修行し、また熊野、御嶽、葛城等に登る—作善集、浄土寺開祖傳、重源敬白
- その後、高野山にも登る—浄土寺開祖傳、重源敬白
- 久壽二年(一一五五)六月廿一日、醍醐の栢杜堂を建て、九躰阿彌陀像を造る—作善集、醍醐雑事記、醍醐寺新要録、尊卑分脈
- 應保二年(一一六二)五月二十七日頃、久我雅定の遺骨を醍醐寺一乗院の本堂床下に埋葬することに結縁す—作善集、醍醐雑事記、醍醐寺新要録
- 長寛(一一六三)治承(一一七七)の間、下醍醐の中院堂に藤原公基筆の額を懸けることに結縁す—作善集、醍醐雑事記、醍醐寺新要録
- この頃、藤原重兼の墓の上に建てられた醍醐寺慈心院の塔の造營に結縁す—作善集、醍醐雑事記、醍醐寺新要録
- またこの頃、醍醐に於て如法經等を書寫供養す—作善集〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より