科学思想史の哲学
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科学思想史の哲学
岩波書店, 2015.11
- タイトル読み
-
カガク シソウシ ノ テツガク
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注記
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
フーコー、カンギレム、バシュラールらを代表的人物とする“エピステモロジー”の研究伝統をフランスでいち早く身につけた著者は、それを従来の日本の科学思想史研究に接合させるとともに、現代の科学技術そのものについての考察へと研究領域を広げることで、科学の概念分析と科学批判とを往還して行ってきた。専門誌から新聞まで種々の媒体を舞台に科学の過去・現在・未来を見すえてきたユニークな学問的活動を集成する論文集。
目次
- 第1部 エピステモロジーから科学思想史へ(エピステモローグの肖像;科学思想史へのオマージュ)
- 第2部 エピステモロジーの実践(血液循環の認識論;“内分泌”の概念史;『創造的進化』と“生命の形而上学”)
- 第3部 科学思想史とその“外部”(“理性”という砦;“モダン”の人類学—ポール・ラビノウ試論;“変質した科学”の時代の宗教;近未来社会の理科教育;認識論とその外部—汚染と交歓)
- 第4部 主体なしの認識論(“私”の破片;漏れた心、溜まる場所)
「BOOKデータベース」 より