書誌事項

中近世陶磁器の考古学

佐々木達夫編 ; 佐々木達夫 [ほか執筆]

雄山閣, 2015.11-

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻
  • 第5巻
  • 第6巻
  • 第7巻
  • 第8巻
  • 第9巻
  • 第10巻
  • 第11巻

タイトル別名

陶磁器の考古学 : 中近世

タイトル読み

チュウキンセイ トウジキ ノ コウコガク

  • 愛知大学 豊橋図書館

    第1巻202.5:Sa75:11511040673, 第2巻202.5:Sa75:21611003798, 第3巻202.5:Sa75:31611009165, 第4巻202.5:Sa75:41611030437, 第5巻202.5:Sa75:51711001358, 第6巻202.5:Sa75:61711008348, 第7巻202.5:Sa75:71711031605, 第8巻202.5:Sa75:81811010742, 第9巻202.5:Sa75:91811032088, 第10巻202.5:Sa75:10201910110899, 第11巻202.5:Sa75:11201910112720

  • 茨城大学 附属図書館

    第1巻202.5:Chu:1111604267, 第2巻202.5:Chu:2111604268, 第3巻202.5:Chu:3111604269, 第4巻202.5:Chu:4111604270, 第5巻202.5:Chu:5111702913, 第6巻202.5:Chu:6111702914, 7202.5:Chu:7111802513, 8202.5:Chu:8111802514

  • 愛媛大学 図書館

    第1巻202.5||TO||1031201610226, 第2巻202.5||TO||2031201610227, 第3巻202.5||TO||3031201610228, 第4巻202.5||TO||4031201610229, 第5巻202.5||TO||5031201714899, 第6巻202.5||TO||6031201714900, 第7巻202.5||TO||7031201714901, 第8巻202.5||TO||8031201811105, 第9巻202.5||TO||9031201811106, 第10巻202.5||TO||10031201910505, 第11巻202.5||TO||11031201910506

  • 大阪公立大学 杉本図書館図書館

    第1巻202.5//SA75//759811702975985, 第2巻202.5//SA75//181811703018181, 第3巻202.5//SA75//181911703018199, 第4巻202.5//SA75//482011703048204, 第5巻202.5//SA75//751711703075173, 第6巻202.5//SA75//918111703091816, 第7巻202.5//SA75//314511703131455, 第8巻202.5//SA75//738811703173887, 第9巻202.5//SA75//039211703203924, 第10巻202.5//SA75//472111703247210, 第11巻202.5//SA75//740811703274081

  • 大阪大学 附属図書館 総合図書館

    第1巻10502773376, 第2巻10502809741, 第3巻10502817454, 第4巻10502851545, 第5巻10502879025, 第6巻10502886616, 第7巻10502914095, 第8巻10502954943, 第9巻10502976185, 第10巻10503008053, 第11巻10503029091

  • 大谷大学 図書館

    第1巻00716895, 第2巻00717507, 第3巻00718256, 第4巻00725239, 第5巻00728800, 第6巻00729309, 第7巻00723210, 第8巻00737311, 第9巻00740151, 第10巻00746911, 第11巻00750914

  • 大手前大学・大手前短期大学 図書館

    第1巻20105880, 第2巻20105881, 第3巻20105882, 第4巻20105883, 第5巻20105884, 第6巻20105885, 第7巻20106376, 第8巻20106364, 第9巻20106570, 第10巻20106923, 第11巻20107197

  • 沖縄国際大学 図書館

    第1巻202.5/C-64/1007159095, 第2巻202.5/C-64/2007159106, 第3巻202.5/C-64/3007159118, 第4巻202.5/C-64/4007191686, 第5巻202.5/C-64/5007256735, 第6巻202.5/C-64/6007256747, 第7巻202.5/C-64/7007280610, 第8巻202.5/C-64/8007397087, 第9巻202.5/C-64/9007397090, 第10巻202.5||C-64||10007630967, 第11巻202.5/C-64/11007497154

  • 鹿児島国際大学 附属図書館

    第6巻202.5//CH10005208807

  • 鹿児島大学 附属図書館

    第1巻202.5/C6411115043737, 第2巻202.5/C64/211116011488, 第3巻202.5/C64/311116011491, 第4巻202.5/C64/411116047675, 第5巻202.5/C64/511117002885, 第6巻202.5/C64/611117016276, 第7巻202.5/C64/711120001367, 第8巻202.5/C64/811120001370, 第9巻202.5/C64/911120001382, 第10巻202.5/C64/1011120001394, 第11巻202.5/C64/1111120001405

注記

第1巻のその他の執筆者: 村上伸之, 高島裕之, 佐藤浩司, 水本和美, 山口美由紀, 佐藤雄生, 鈴木重治, 関口広次, 瀬戸哲也, 佐々木花江, 金田明美, 坂井隆

第2巻のその他の執筆者: 渡辺芳郎, 中野雄二, 徳留大輔ほか

第3巻のその他の執筆者: 橋本久和, 藤本史子, 塚田直哉, 田中克子, 新島奈津子, 弦本美菜子, 赤松和佳, 宮本康治, 永井正浩, 佐伯純也, 能芝勉, 成瀬晃司, 小林克, 野上建紀

第4巻のその他の執筆者: 重根弘和, 桐山秀穂, 大橋康二, 扇浦正義, 畑中英二, 鹿島昌也, 中野晴久, 小栗康寛, 関根達人, 山田邦和, 佐藤由似, 真道洋子, 金田明美

第5巻のその他の執筆者: 坪根伸也, 水澤幸一, 岩元康成, 永野智子, 石井啓, 青木修, 吉崎伸, 堀田孝博, 藤掛泰尚, 吉良文男, 金沢陽, 田畑幸嗣, 坂井隆

第6巻のその他の執筆者: 李喜寛, 池世梨, 小林仁, 陳殿, 畑中英二, 市川創, 藤田邦雄, 関明恵, 小川望, 小松隆史, 田端直彦, 鄭銀珍, 清水菜穂, 齋藤正憲

第7巻のその他の執筆者: 陳殿, 金沢陽, 田代裕一朗, 水澤幸一, 森村健一, 新田和央, 中嶌陽太郎, 金子健一, 乗岡実, 徳永貞紹, 大橋康二, 赤松和佳, 松本啓子

第8巻のその他の執筆者: 水上和則, 陳殿, 片山まびほか. 第9巻のその他の執筆者: 范佳楠, 小林仁, 李喜寛ほか. 第10巻のその他の執筆者: 山本智子, 森まどか, 木村孝一郎ほか. 第11巻のその他の執筆者: 李喜寛, 松井広信, 森村健一ほか

執筆者「高島裕之」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

執筆者「吉崎伸」の「吉」は「土」に「口」の置き換え

参考・引用文献: 各文末

収録内容
  • 第1巻: 序論 : 中近世陶磁器の考古学 / 佐々木達夫 [執筆]
  • 発掘調査が語る有田焼の生産システム : 需要の推移とともに柔軟に姿を変えた有田焼の400年 / 村上伸之 [執筆]
  • 日本における高品質磁器製品の生産と受容の背景 / 高島裕之 [執筆]
  • 上野・高取系陶器の生産と流通・使用 : 肥前陶磁器との拮抗の中で / 佐藤浩司 [執筆]
  • 町人地にみる「鍋島」 : 近世後期の身分・階層を超える志向を読む / 水本和美 [執筆]
  • 出島和蘭商館跡出土の貿易陶磁 : 近世の流通及び産業振興の視点から / 山口美由紀 [執筆]
  • 津軽悪戸焼の生産と流通 / 佐藤雄生 [執筆]
  • 北前船で運ばれた備前・備後産徳利の生活文化史的考察 / 鈴木重治 [執筆]
  • 南宋都城址杭州に流通した天目茶碗 : 米内山庸夫資料を中心に / 関口広次 [執筆]
  • 14〜16世紀の沖縄出土龍泉窯系青磁における生産地の模索 / 瀬戸哲也 [執筆]
  • アラビア半島ディバの陶磁器と生活 / 佐々木達夫・佐々木花江 [執筆]
  • オランダ出土の東洋陶磁器 : その流通と使用 / 金田明美 [執筆]
  • アジア海域を走る景徳鎮インテリア・タイル : インドネシア・インド・トルコの18世紀 / 坂井隆 [執筆]
内容説明・目次
巻冊次

第1巻 ISBN 9784639023951

内容説明

発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による歴史叙述である。

目次

  • 中近世陶磁器の考古学
  • 発掘調査が語る有田焼の生産システム—需要の推移とともに柔軟に姿を変えた有田焼の400年
  • 日本における高品質磁器製品の生産と受容の背景
  • 上野・高取系陶器の生産と流通・使用—肥前陶磁器との拮抗の中で
  • 町人地にみる「鍋島」—近世後期の身分・階層を超える志向を読む
  • 出島和蘭商館跡出土の貿易陶磁—近世の流通及び産業振興の視点から
  • 津軽悪戸焼の生産と流通
  • 北前船で運ばれた備前・備後産徳利の生活文化史的考察
  • 南宋都城址杭州に流通した天目茶碗—米内山庸夫資料を中心に
  • 14〜16世紀の沖縄出土龍泉窯系青磁における生産地の模索
  • アラビア半島ディバの陶磁器と生活
  • オランダ出土の東洋陶磁器—その流通と使用
  • アジア海域を走る景徳鎮インテリア・タイル—インドネシア・インド・トルコの18世紀
巻冊次

第2巻 ISBN 9784639024132

内容説明

発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。その研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第二巻。

目次

  • シマの陶磁器—近世トカラ列島における陶磁器流通を中心に
  • 近世波佐見焼の生産と流通—16世紀末〜17世紀中葉を中心として
  • 江戸時代の萩焼の流通・消費の様相
  • 愛媛県南予地域における陶瓷の流通
  • 近世・近代における砥部焼磁器の製品と流通について
  • 江戸大名藩邸出土陶磁器の消費モデル—加賀藩本郷邸の出土資料の分析から
  • 仙台藩伊達家芝上屋敷出土肥前染付磁器大皿について
  • 近世都市江戸産の「やきもの」・点描—印銘のある新出資料を中心に
  • 長野県北部における越中瀬戸焼の流通
  • 信濃川中流域の陶磁器流通と組成—長岡藩領出土の碗皿を中心として
  • 南東北における近世窯業流通研究のパラダイムシフトについて—椿焼裏山窯跡の発見から
  • タイ中北部ピサヌローク出土の陶磁器
  • 出土品に見る長距離陶磁貿易の産地競合
巻冊次

第3巻 ISBN 9784639024200

内容説明

発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第三巻である。

目次

  • 楠葉産瓦質土器からみた平安末・鎌倉時代
  • 石清水八幡宮ネットワークによる中世土器・陶磁器の流通
  • 北海道日本海沿岸の14〜15世紀における流通拠点の変遷とその背景
  • 日宋貿易期における博多遺跡群出土中国陶磁器の変遷と流通—博多に残されたものから国内流通を考える
  • 元青花瓷からみる古琉球—受容と位置づけをめぐって
  • 日本における〓(しょう)州窯系陶磁器の流通・消費
  • 畿内における貿易陶磁の様相—大都市「大坂」以外の貿易陶磁を探る
  • 大阪出土の東南アジア陶磁器をめぐって
  • 遺跡出土資料からみた蕎麦
  • 鳥取県における中近世陶磁器の流通史
  • 近世京都の陶磁器類の流通と廃棄—町屋跡出土の貿易陶磁器を中心に
  • 勤番武士の器—出土陶磁器にみる加賀藩黒多門邸居住者の様相
  • 温かな飲み物の普及とそのうつわ—オランダ・日本お出土資料から
  • ラテンアメリカに流通した肥前磁器
巻冊次

第4巻 ISBN 9784639024521

内容説明

遺跡から出土する陶磁器には多様な研究の課題と方法がある。新たな論点で執筆した論文が本巻に集まった。

目次

  • 中世備前焼の分類と分布
  • 中世日本における朝鮮王朝陶磁の流通の諸相
  • 17世紀後半、中国磁器の量を超えた肥前磁器の流通
  • 唐人屋敷建設期の貿易陶磁—1680年代を中心とした陶磁器流通
  • 考古学からみた和物茶陶の創出とその担い手—水指・建水を対象に
  • 江戸時代後期の流し掛け碗について—越中瀬戸焼・小杉焼・越中丸山焼
  • 近世常滑焼の道明寺甕—その生産と江戸遺跡での様相
  • 安政の開港と出土陶磁器—なぜコンプラ瓶は北海道から出土するのか
  • ヴェトナム・タンロン皇城跡出土の焼締陶器の型式学的試論
  • 中近世カンボジア王都周辺地域における陶磁器の需要と流通
  • ミャンマー陶器の発見と広域流通
  • エジプト、フスタート遺跡出土の施釉陶器—都市生活の中で使用された陶器
  • オランダの考古学陶磁器が語る流通・消費の具体像—オランダ・デイフェンター市出土の東洋陶磁器
巻冊次

第5巻 ISBN 9784639024651

内容説明

発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第五巻である。

目次

  • 豊後府内(中世大友府内町跡)出土陶磁器からみた消費と流通
  • 中世後期の青磁盤
  • 中世南九州の中国陶器
  • 足利将軍家塔所・相国寺出土の輸入陶磁器
  • 窯構造の変化と生産—備前焼の場合
  • 中世常滑窯における「不識壷」をめぐって—蔵骨器としての消費を通して
  • 水中考古学から見た瀬戸内海の流通
  • 日向飫肥藩における薩摩焼の流通とその背景
  • 小田原出土の鍋島—藩主から家臣への下賜
  • 高麗茶碗と韓国陶磁考古学
  • 宋・元時代東アジアの沈没船搭載陶磁器と航路
  • 前近代のカンボジアにおける陶器生産
  • ベンガルの施釉タイルからミャンマー・カイン州の窯跡へ
巻冊次

第6巻 ISBN 9784639024880

内容説明

発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第六巻である。

目次

  • 南宋〜乾隆時期汝窯瓷器の認識変遷と流伝
  • 中国出土の高麗青磁—中国における高麗青磁の受容とその様相
  • 明・清時代の景徳鎮混水技法の変化規則
  • 二つの珠光茶碗と善好茶碗
  • 浪華と京の武家・公家・町人—陶磁器の組成と特徴的な遺物から
  • 九谷の初期色絵
  • 竪野(冷水)窯跡出土の白薩摩型打ち製品
  • 磁器に染付けられた「文字」を書いた人—「肥後/渡辺/烏犀圓」銘磁器薬盒蓋の検討から
  • なぜ窯は開かれたのか—近世信濃の木曽福島窯から地方窯の成立を考える
  • 近世における壼・甕の製作技術—九州・沖縄を中心に
  • 近代日本の陶磁輸出—朝鮮市場とアメリカ市場
  • 近世ラオス・ヴィエンチャン旧都城出土のBlue and White—ラーンサーン王朝下におけるヴェトナム青花・中国青花・肥前染付の搬入と流通
  • 海を渡った龍窯
巻冊次

第7巻 ISBN 9784639025283

内容説明

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第七巻である。

目次

  • 元時代青花陶磁器黒斑の画法分析
  • 中国・明代の陶磁器国内流通—景徳鎮窯といくつかの有力地方窯
  • ソウル・漢陽都城内遺跡出土の朝鮮時代陶磁器—その流通消費をめぐる基礎的研究
  • 中世袋物の系譜—威盛財としての唐物陶磁器瓶類の展開
  • 福建省〓(しょう)州窯の研究—〓(しょう)州窯陶磁と「茶人の都・堺」の茶の湯
  • 広域展開した瓦器—奈良火鉢・風炉について
  • 中野遺跡出土の貿易陶磁器と中世後期京都産土師器—中世丹後府中の考古学的解明に向けて
  • 中世陶工の労働形態に関する一試論—瀬戸窯と東濃窯のロクロピットを題材に
  • 備前焼の徳利
  • 佐賀藩内における鍋島焼の使用〔ほか〕
巻冊次

第8巻 ISBN 9784639025764

内容説明

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第八巻である。

目次

  • 景徳鎮調合原料の成形性不良と胴継ぎ技法の始まり
  • 明清時代に西洋画法が景徳鎮青花画法に与えた影響
  • 異境の日本窯—「倭館窯」の成立と展開を巡る試論
  • 磁器の流通と消費のグローバル化
  • 沈没船遺跡にみる陶磁器の梱包と積載
  • 京都府北部中世前期の土器・陶磁器—流通の中継地点と荘園館
  • 「桃山陶器」流行年代考
  • 京都における磁器生産の始まりをめぐって—欽古堂亀祐の陶業を中心に
  • 今井焼における考古学的検証
  • 近世後半から近代の石見焼
  • 越後産焼酎徳利(「松前徳利」)の生産と流通
  • ベトナム産タイルとペルシャタイル
  • タンザニア・キルワ遺跡出土の元染
巻冊次

第9巻 ISBN 9784639026129

内容説明

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第九巻である。

目次

  • 新安沈船発見陶磁器の積載港と流通経路
  • 中国の象嵌陶磁と高麗象嵌青磁
  • 建窯と「供御」・「進〓」銘黒釉碗—建窯調査記(1)
  • 明初の墓葬における瓷器の様相とその意義—元至正様式青花の生産年代に関連して
  • 嘉靖版と万暦版「江西省大志・陶書」の比較研究
  • 博多における輸入陶磁器の流通と使用
  • 堺出土の東南アジア陶磁と朱印船堺海商
  • 15〜16世紀の青磁碗—特に底部形状に注目して
  • 伊賀地域における中世陶器の流通—壺・甕・擂鉢に関する検討
  • 中国磁器の影響で作られた肥前磁器の赤壁賦文鉢
  • 天草における中世貿易陶磁の諸相—輸入から輸出へ
  • 近世薩摩焼・象嵌陶器の基礎的研究
  • 京焼研究の一視角
巻冊次

第10巻 ISBN 9784639026525

内容説明

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第十巻である。

目次

  • 東海地方における山茶碗の流通状況
  • 濃尾地域における中世調理具の生産と流通—片口鉢から擂鉢へ
  • 越前窯跡群における中世前期の生産構造と段階的変遷
  • 備前焼の窯印—桃山時代の茶陶に見られる、いわゆる梅鉢文から
  • 17世紀の有田における磁器生産の変遷—窯跡出土の芙蓉手皿を通じて
  • 17世紀末から18世紀前半の長崎における3つの陶磁器様式について
  • 唐人屋敷建設後の貿易陶磁—18世紀を中心とした陶磁器流通
  • 19世紀における出雲の磁器生産—山陰沿岸部の磁器窯
  • 江戸の小「徳利」、「二合半」か、「三合」か?—「定量容器」の持つ意味
  • 磁器の合子を発注した人—野中烏犀園薬舗伝世資料を中心に
  • 海外に運ばれた有田磁器の製作技術—オランダ・フローニンゲン博物館所蔵資料の考古学的研究
  • 神聖ローマ帝国諸侯の磁器陳列室にみる政治性と日本の表象—ブランデンブルク=プロイセンおよびザクセンの事例を中心に
  • 福建産粗製陶磁器の貿易—双喜文碗を中心に
  • 「混水」と「分水」の文献考証
巻冊次

第11巻 ISBN 9784639026792

内容説明

遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第十一巻である。

目次

  • 12〜13世紀韓中窯業における瓷片堆積とその意味
  • 中世土師器皿の楕円フーリエ解析
  • 堺遣明船貿易による陶磁器の変革
  • 桃山陶器の図文からみた三条瀬戸物屋町
  • 大坂における近世初頭の陶磁器組成とその変化
  • 元明清期青花に描かれた山の画法による時代区分
  • 紀年銘を持つ備前焼狛犬の基準資料—生活文化史の視点から見た紀年銘・作者・寄進者
  • 肥前磁器における板作り成形の柿右衛門様式壺・瓶について
  • 近世ラオス・ヴィエンチャン旧都城出土の色絵をめぐって—ラーンサーン王朝下におけるヴェトナム赤絵・中国五彩・肥前色絵の流通と消費
  • 西海の島々で焼かれた磁器
  • 函館焼にみる蝦夷地内国化の一側面
  • 西南戦争の陶磁器
  • 浅見五郎助、つくる

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB20079106
  • ISBN
    • 9784639023951
    • 9784639024132
    • 9784639024200
    • 9784639024521
    • 9784639024651
    • 9784639024880
    • 9784639025283
    • 9784639025764
    • 9784639026129
    • 9784639026525
    • 9784639026792
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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