古道巡礼 : 山人が越えた径
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古道巡礼 : 山人が越えた径
(ヤマケイ文庫)
山と溪谷社, 2015.11
- タイトル別名
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古道巡礼 : 山人が越えた径
- タイトル読み
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コドウ ジュンレイ : サンジン ガ コエタ ミチ
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注記
2005年刊(東京新聞出版局)の同書を写真点数等再構成し、文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
交通機関が発達する以前、産業や開発、交易などの必要性から拓かれた人馬が通るための径は、その役割を終え、ふたたび山野に還りつつある。古の径をたどり、その成り立ちに想いを馳せ、廃滅を予感する、著者の筆が冴えるルポルタージュ十四編を収録。『山の仕事、山の暮らし』で、失われゆく山の民の姿を描いて絶賛された著者が、二〇〇五年に刊行した単行本を文庫化。
目次
- 八十里越—会津と越後を結んだ歴史の街道
- 津軽白神 マタギ道—日本海から遡上するマスを求めて通った人々
- 仙北街道—古代東北の謎を秘めた千年の道
- 越後下田の砥石道—信仰と産業が交錯した山岳世界
- 足尾銅山の索道—山上に消えた幻の集落を繋ぐケーブル道
- 奥利根湖岸道—首都圏の水瓶に残された文明の残骸
- 会津中街道—白湯山信仰の陰に隠れた不運な峠道
- 黒部川 日電歩道—電源開発のために拓かれた苦闘の渓谷道
- 松次郎ゼンマイ道—早出川に沿ってつづいた伝説の仕事道
- 北海道 増毛山道—陸の孤島を支えた開拓の道
- 米沢街道 大峠—海と山をむすぶ生命線、塩の道
- 熊野古道 小辺路—信仰によって結ばれた辺境の風土
- 鈴鹿 千草越え—一攫千金を夢見た鉱山の光と影
- 八十里越の裏街道—古道の織りなす原郷の風景
「BOOKデータベース」 より