どん底 : 部落差別自作自演事件
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どん底 : 部落差別自作自演事件
(小学館文庫, [た30-1])
小学館, 2015.6
- タイトル読み
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ドンゾコ : ブラク サベツ ジサク ジエン ジケン
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内容説明・目次
内容説明
二〇〇三年十二月から約五年間にわたって、被差別部落出身の福岡県立花町嘱託職員・山岡一郎(仮名)に対し、44通もの差別ハガキが送りつけられた。山岡と部落解放同盟は犯人特定と人権啓発のために行政や警察を巻き込んで運動を展開していったが、〇九年七月に逮捕された犯人は、被害者であるはずの山岡一郎自身だった。なぜ山岡は自らに宛てて差別ハガキを出さざるを得なかったのか。現代の部落差別の構造と山岡の正体に鋭く迫りながら、部落解放同盟が“身内”を追及する前代未聞の糾弾のゆくえを追う。
目次
- 魔物の誕生
- 最初の出来事
- 解放運動家とはなにか
- 悲劇のヒーロー
- 一家総出のキャンペーン
- 自演の終わり
- 自白は二度おこなわれる
- 糾弾の果て
「BOOKデータベース」 より