近世の地方寺院と地域社会 : 遠州井伊谷龍潭寺を中心に
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近世の地方寺院と地域社会 : 遠州井伊谷龍潭寺を中心に
同成社, 2015.11
- タイトル読み
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キンセイ ノ チホウ ジイン ト チイキ シャカイ : エンシュウ イイノヤ リョウタンジ オ チュウシン ニ
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内容説明・目次
内容説明
近世社会において寺院はどのような役割を果たしていたのか。地方寺院に保管された文書をもとに、彦根藩主井伊氏をはじめとした諸大名や住職など、寺社をめぐる人びとの多様な活動を詳細に検証。中近世移行期から幕末に至る地域社会の有り様を活写する。
目次
- 日本近世の宗教と社会をめぐる研究
- 中近世移行期の井伊谷龍潭寺
- 江戸時代の引佐地方・龍潭寺—旗本知行所支配の形成・展開と地方寺院
- 龍潭寺の「アジール」
- 由緒の井戸
- 遠州における朝廷権威の浸透と禅宗寺院—遠州井伊谷における「宗良親王墓」の整備をめぐって
- 近世における在地宗教者の歴史意識—二宮神社神主中井直恕の「礎石伝」とその意味
- 彦根藩井伊家の井伊谷参詣
- 遠州報国隊員山本金木の蔵書と歴史意識
- 遠州報国隊の歴史的位置
- 幕末維新期の龍潭寺とその後の引佐地域
- 江戸時代の地方寺院—「個人」成立の「場」として
「BOOKデータベース」 より