ジープと砂塵 : 米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦1945-1950
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ジープと砂塵 : 米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦1945-1950
(フロンティア現代史)
有志舎, 2015.11
- タイトル別名
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ジープと砂塵 : 米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦1945-1950
- タイトル読み
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ジープ ト サジン : ベイグン センリョウカ オキナワ ノ セイジ シャカイ ト ヒガシ アジア レイセン 1945-1950
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注記
博士論文 (津田塾大学, 2008年提出) を元にしたもの
参考文献: p277-286
内容説明・目次
内容説明
米軍占領が始まると、人びとはジープに巻き上げられる砂塵のように、不確かな生活を強いられた。しかし、人びとはたんなる「砂塵」ではなかった。本書は東アジアの冷戦体制が形成されるなか、占領初期5年間の沖縄の政治社会がどのように形成されたのかについて、社会変容や政治意識、米軍との交渉、アメリカの対アジア政策との相互作用に焦点を当てて分析。戦後沖縄の原点を、冷戦下の国際政治と沖縄自身の政治社会という両面から見直す。
目次
- 序章 占領と政治社会—東アジアのなかの沖縄
- 第1章 戦闘から占領へ
- 第2章 猫と鼠
- 第3章 占領初期の社会変容
- 第4章 政治組織の形成
- 第5章 東アジア冷戦体制の形成と沖縄—NSC13の世界
- 第6章 「シーツ善政」—朝鮮戦争前夜の沖縄
- 第7章 自主沖縄—占領初期沖縄における政治社会
- 終章 「荒涼たる風景」のなかの問い
「BOOKデータベース」 より