頭取室
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頭取室
(角川文庫, 7601)
角川書店, 1989.8
- タイトル読み
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トウドリシツ
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内容説明・目次
内容説明
勧業相互銀行の専務山城幹夫は、築地の料亭に腹心の部下二人を持たせていた。45歳の若さながら、行内の実力者として次期頭取の椅子を狙う山城は、実力行使も辞せずの覚悟であった。相銀業界の五指に入り大手掲相銀の創業者頭取の殿村は、山城の狙いを知り、秘かに山城外しを策した。が、外堀を埋められた殿村は、山城の黒い噂を知りながら、就任を阻止できなかった。その噂とはなにか。大手金融機関を舞台に私利・私欲の限りをつくした男の手口とは。清水一行会心の告発企業小説。
「BOOKデータベース」 より