形成される教養 : 十七世紀日本の「知」
Author(s)
Bibliographic Information
形成される教養 : 十七世紀日本の「知」
勉誠出版, 2015.11
- Other Title
-
形成される教養 : 十七世紀日本の「知」
形成される教養 : 十七世紀日本の知
- Title Transcription
-
ケイセイ サレル キョウヨウ : ジュウシチセイキ ニホン ノ「チ」
Available at 126 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Contents of Works
- 総論 : 形成される教養 : 十七世紀日本の〈知〉 / 鈴木健一 [執筆]
- 策彦周良の聯句文芸 / 深沢眞二 [執筆]
- 五山僧侶の教養 : 古澗慈稽を例に / 堀川貴司 [執筆]
- 公家の学問 : 三条西家を中心に / 山本啓介 [執筆]
- 教養としての謡 : 室町文化はいかに継承されたか / 宮本圭造 [執筆]
- 林羅山と朱子学 / 澤井啓一 [執筆]
- 林羅山の儒仏論 : 『野槌』和文序を緒として / 川平敏文 [執筆]
- 伝授と啓蒙と : 松永貞徳『なぐさみ草』をめぐって / 西田正宏 [執筆]
- 江戸初期の有職故実と文化システム : 書と公家装束をめぐって / 田中潤 [執筆]
- 慶長前後における書物の書写と学問 / 海野圭介 [執筆]
- 角倉素庵と学問的環境 / 高木浩明 [執筆]
- 中世から近世初期の医学知識の展開 : 出版文化との関わりから / 町泉寿 [執筆]
- 近世における大蔵経の出版とその影響 / 松永知海 [執筆]
- 近世狩野派の墨竹図をめぐる教養 : 制作、鑑賞のための基礎知識の形成 / 門脇むつみ [執筆]
- 『大坂物語』論 : 歴史はどのように記述されるのか / 柳沢昌紀 [執筆]
- 烏丸光広の画賛 / 田代一葉 [執筆]
- 貞徳俳諧と狂歌の思想 : 狂歌集の序文をめぐって / 田中仁 [執筆]
- 街道の牛若物語 : 近世初頭の浄瑠璃の語られ方 / 阪口弘之 [執筆]
- ことばと思想に見るキリシタン文化の影響 : 黒船・南蛮屏風・パンヤ・伊曽保物語の受容 / 小林千草 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
近世初期。それまでの戦乱による混沌を経て、列島内部に安定がもたらされた。政治的・社会的制度が改めて確立していく動きと呼応するように、かつての人びとが獲得していた古典的な“知”を再び取り戻さんとする動きが現れる。さらに、海外からの最新情報と技術移入が起爆剤となって、教養の強化・定着・伝播へとつながっていく。“知”が社会の紐帯となり、教養が形成されていくその歴史的展開を、室町期からの連続性、学問の復権、メディアの展開、文芸性の胎動という多角的視点から捉える画期的論集。
Table of Contents
- 1 基盤としての室町文化(策彦周良の聯句文芸;五山僧侶の教養—古澗慈稽を例に;公家の学問—三条西家を中心に;教養としての謡—室町文化はいかに継承されたか)
- 2 学問の復権(林羅山と朱子学;林羅山の儒仏論—『野槌』和文序を緒として;伝授と啓蒙と—松永貞徳『なぐさみ草』をめぐって;江戸初期の有識故実と文化システム—書と公家装束をめぐって)
- 3 メディアの展開(慶長前後における書物の書写と学問;角倉素庵と学問的環境;中世から近世初期の医学知識の展開—出版文化との関わりから;近世における大蔵経の出版とその影響;近世狩野派の墨竹図をめぐる教養—制作、鑑賞のための基礎知識の形成)
- 4 文芸性の胎動(『大坂物語』論—歴史はどのように記述されるのか;烏丸光広の画賛;貞徳俳諧と狂歌の思想—狂歌集の序文をめぐって;街道の牛若物語—近世初頭の浄瑠璃の語られ方;ことばと思想に見るキリシタン文化の影響—黒船・南蛮屏風・パンヤ・伊曽保物語の受容)
by "BOOK database"