少しだけの寄り道
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少しだけの寄り道
(角川文庫, 7457)
角川書店, 1989.4
- タイトル読み
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スコシダケ ノ ヨリミチ
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内容説明・目次
内容説明
小山内千絵は銀行の総務課長の夫と小学生の娘2人と母と府中市の住宅街の庭のある家に住んでいた。平凡だけれど幸福な日々であった。ミッション系の女子高の同窓会が伊豆の今井浜で開かれた翌朝、千絵はひとり運転して帰ることになった。河津浜から七滝へ抜けるループ橋で千絵は異様な光景を目撃した。赤い傘をさした女と男が争い、橋から女が転落した。殺人だ!男は黒塗りのベンツに乗り込み疾走して来た。千絵は運転席の男を見た。数日後、買物に出かけたデパートで千絵はベンツの男に声をかけられた。その日以後、千絵の幸福な日々は一変した。恐怖とめくるめく官能の世界へ投げ込まれた千絵は、次第に男を愛し始めたのであった。
「BOOKデータベース」 より