鎌倉ペンション物語
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鎌倉ペンション物語
(角川文庫)
角川書店, 1989.5
- タイトル読み
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カマクラ ペンション モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
「山田晴子、40歳、本日初出勤!」晴子は尻すぼみながらも、声に出して精一杯言ってみた。愛人をつくり仕事に失敗して去っていった夫から逃がれるように新天地を求め、娘・有希とふたり移り住んだ江の島。ここで、生まれて初めて家政婦として働きに出たのが鎌倉のペンション・オフショアだった。白い壁と青い窓。絵に描いたような洒落たペンション。銀髪の家主・栗原民也。病弱な妻・真梨。そして3人の子供達。栗原家という名のパレットを舞台に一筋に紡がれてゆく幾つもの希望と孤独と絶望の絵図。鎌倉の四季折々の中に織りなす様々な人間模様を描く愛の物語。
「BOOKデータベース」 より