眩談
著者
書誌事項
眩談
(角川文庫, 19453,
KADOKAWA, 2015.11
- タイトル読み
-
ゲンダン
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注記
メディアファクトリー (2012年11月刊) に加筆修正し文庫化したもの
ブックジャケットのシリーズ番号: き26-63
内容説明・目次
内容説明
僕が住む平屋は少し臭い。とくに薄暗い廊下の真ん中にある便所は臭く、そして怖い。ある日の夕暮れに、暗くて臭い便所へ向かうと…(「便所の神様」)。無職になった私は秩父にある実家に戻った。ただし私は家が好きになれない。得体の知れないシリミズさんが祀られている上に、中庭には変なモノが出る(「シリミズさん」)。暗闇が匂いたち、視界が歪み、記憶が混濁し、やがて眩暈をよぶ。京極小説の本領を味わえる8つの物語。
「BOOKデータベース」 より