越境する哲学 : 体系と方法を求めて
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書誌事項
越境する哲学 : 体系と方法を求めて
春風社, 2015.11
- タイトル別名
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越境する哲学 : 体系と方法を求めて
- タイトル読み
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エッキョウスル テツガク : タイケイ ト ホウホウ オ モトメテ
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内容説明・目次
内容説明
諸学の細分化が進んだ現在、どのような学問的思考が求められるのか。「方法」「体系」そして「翻訳」を鍵概念とし、ありうべき共有知を遠望する。日・仏・独の研究者16名による真摯な思索の軌跡。
目次
- 第1部 普遍方法論の現在(存在論的無差別を絶つ;観念としての世界、実在する世界—哲学における「真のスキャンダル」をめぐって;方法としてのオートポイエーシス—体系とは異なる仕方で;国際哲学研究の方法論をめぐって—「生活世界」を基盤にする国際哲学の方法;現象学—間文化哲学の方法と道)
- 第2部 方法による越境の試みとクロスセクションの技法(体系性と普遍性;インド古代法の場合;中国古典文学の場合;デカルト哲学の場合;クロスセクションの技法)
- 第3部 発見の方法と翻訳の役割(移植、接ぎ木、異種交配—「実体」の迷路へ;「思考」を翻訳することは可能か?—訳語としての「幸福」をめぐって;三位一体論争におけるウーシアー/ヒュポスタシス概念の変容—東方カッパドキア教父を中心に;中世イスラームにおける『諸学問の分類』と体系化の思想;西洋中世における神学の方法と体系化)
- 第4部 理性の力と体系の取り戻し(ドイツ観念論における体系形成—近代哲学の超克に向けて;理性と経験—スピノザ『知性改善論』と方法;デカルトにおける「方法」としての「マテーシス」—なぜ、今日、理性に踏み止まる力が求められるのか?)
「BOOKデータベース」 より