「戦没者慰霊」と近代日本 : 殉難者と護国神社の成立史

書誌事項

「戦没者慰霊」と近代日本 : 殉難者と護国神社の成立史

白川哲夫著

勉誠出版, 2015.11

タイトル別名

戦没者慰霊と近代日本 : 殉難者と護国神社の成立史

タイトル読み

「センボツシャ イレイ」ト キンダイ ニホン : ジュンナンシャ ト ゴコク ジンジャ ノ セイリツシ

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注記

2008年3月に京都府立大学に提出した博士学位論文を大幅に加筆修正

索引: 巻末pi-v

内容説明・目次

内容説明

近代日本が創り上げた戦没者をたたえるシステム。それは明治維新、日清・日露戦争を経て、太平洋戦争で大きく展開した。靖国神社を中心に形成された「慰霊」の歴史を辿りながら、戦没者を祀ることの意味を知る。戦争・歴史認識問題が再び注目される今、もう一度その歴史を見つめ直す。

目次

  • 序章 研究対象としての「戦没者慰霊」
  • 第1章 招魂社の役割と構造—京都の「戦没者慰霊」
  • 第2章 近代日本の「戦没者慰霊」行事—招魂祭・戦死者葬儀
  • 第3章 日清・日露戦争期の戦死者追弔行事と仏教界
  • 第4章 大正・昭和戦前期の戦死者追弔行事
  • 第5章 一九三〇〜五〇年代「戦没者慰霊」の動向—護国神社を中心に
  • 第6章 護国神社の「地域」性について
  • 第7章 もう一つの靖国—靖国寺を素材に
  • 結論 日本の「戦没者慰霊」とは何か

「BOOKデータベース」 より

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