"ふつう"のサルが語るヒトの起源と進化

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"ふつう"のサルが語るヒトの起源と進化

中川尚史著

ぷねうま舎, 2015.11

Other Title

ふつうのサルが語るヒトの起源と進化

Title Transcription

"フツウ" ノ サル ガ カタル ヒト ノ キゲン ト シンカ

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Note

参考文献: p201-204

引用文献: 巻末pi-x

Description and Table of Contents

Description

初期人類は、一夫一妻制であって、父系で結びついた拡大家族を形成した。彼らは縄張りをもち、男は育児に参加した反面、生育基盤から離れる社会的流動性は女の方が高かった。類人猿ではない、“ふつう”のサルの抱擁行動、食餌の内容、ヒトと共通する長肢化の条件、彼らが構成する社会の重層性、これらの観察と分析の結果、得られた初期の人類社会のモデルです。さて、あなたはここから、ヒトの起源と社会性の条件について、どんな物語を紡がれますか—サル学の冒険。

Table of Contents

  • はじめに なぜいま、“ふつう”のサルから人類の起源と進化を探るのか(霊長類研究から人類の起源と進化を—サル学とは;人間中心主義から類人猿中心主義へ—類人猿認知科学研究の進展 ほか)
  • 第1章 ニホンザルの社会行動の文化(動物の文化的行動;ニホンザルの抱擁行動 ほか)
  • 第2章 ヒトの社会の起源とその進化(人類進化と霊長類社会のあらまし;地理的分散の性差—性偏向分散 ほか)
  • 第3章 ヒトの長肢化の選択圧—平行進化(サバンナのサルとヒト;ヒトの進化の改訂版 パタスモンキーモデル)

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Details

  • NCID
    BB20256846
  • ISBN
    • 9784906791514
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    204, xp
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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