ヴァーグナーの反ユダヤ思想とナチズム : 『わが闘争』のテクストから見えてくるもの

書誌事項

ヴァーグナーの反ユダヤ思想とナチズム : 『わが闘争』のテクストから見えてくるもの

鈴木淳子著

(叢書ビブリオムジカ = Bibliomúsica)

アルテスパブリッシング, 2015.12

第2版

タイトル別名

ヴァーグナーの反ユダヤ思想とナチズム : わが闘争のテクストから見えてくるもの

タイトル読み

ヴァーグナー ノ ハンユダヤ シソウ ト ナチズム : 『ワガ トウソウ』 ノ テクスト カラ ミエテ クル モノ

注記

主要参考文献: p150-155

内容説明・目次

内容説明

ヴァーグナーの著作や作品に色濃く流れる反ユダヤ観は、ヒトラーの思想形成に多大な影響を与えた。ナチスの聖典であり、現在もドイツ国内では出版が禁止されているヒトラーの著作『わが闘争』の原文とヴァーグナーの主張を比較考証し、その関係を明らかにする。ヴァーグナー芸術の暗部を白日の下にさらした前著『ヴァーグナーと反ユダヤ主義—「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神』の続編。

目次

  • 第1章 ヴァーグナーの反ユダヤ観形成に至るまで
  • 第2章 ヴァーグナーの反ユダヤ思想とナチズム(「音楽におけるユダヤ性」と『わが闘争』;ヴァーグナーの「再生論」と『わが闘争』)
  • 第3章 キリスト教の信仰にひそむ排他性と反ユダヤ主義
  • 第4章 ヴァーグナーとヒトラーの反ユダヤ主義的態度における類似性
  • 第5章 ヒトラーにとってのヴァーグナー
  • 結び

「BOOKデータベース」 より

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