書誌事項

道成寺

三宅晶子 [訳] 著

(対訳でたのしむ)

檜書店, 2015.1

改訂

タイトル別名

Dōjōji

タイトル読み

ドウジョウジ

内容説明・目次

内容説明

紀伊の国道成寺では、花盛りのある日、新しく出来た釣り鐘の供養が行われる。住職は女人禁制の触れを出すが、日暮れ前一人の白拍子が訪れ、舞を奉納するとの申し出に負けて、寺男は女を中に入れてしまう。乱拍子を踏み、道成寺の縁起を謡いながら舞い続ける白拍子。夜も更け境内が寝静まったのを見すまして鐘に近づくと、とうとう鐘を落としてその中に飛び入ってしまった。境内は騒然となり、住職は道成寺にまつわる恐ろしい物語を始める。昔真砂の荘司の娘は、毎年宿を借りる山伏に裏切られたと思い込み、毒蛇の姿となって、道成寺の鐘に隠れた男を追い、恨みの火焔を吹きかけて鐘諸共に、男を焼き殺してしまったのだった。女の執心が未だに残っていることを悟った僧達は、法力の限りを尽くして祈祷し、鐘を引き上げることに成功する。中にはやはり蛇体に変身した女が隠れていた。激しい争いの末、毒蛇は鐘を焼くはずの炎でわが身を焦がし、日高川の底深く姿を消した。

目次

  • 道成寺
  • “道成寺”の舞台
  • 装束・作り物
  • 能の豆知識・“道成寺”のふる里・お能を習いたい方に

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB20299882
  • ISBN
    • 4827910146
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    28p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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