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みがかヌかがみ

中里友香著

講談社, 2015.11

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ミガカヌ カガミ

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Description

大正時代五月、月里見紗葵子は茶道の名家を訪れる。家の名は、天女目姫の命で握られた井戸を守り、姫の言い伝えとともに継承する一族—青天目家。昔、この地に井戸をもたらしたという年端もゆかぬ天女目姫。聡明で峻烈な姫君は、干ばつで苦しむ民衆に生贄を禁じ、かわりに井戸掘りを命じる。工事は難航し、民の怒りを受けて、姫は井戸の完成を条件に人柱として命を絶たれる。死に堕ちた者が行き着く不来方で、雨夜城が目を覚ましていた。自らの記憶と引き換えに刀を手にした彼は、死なせてしまった美しき天女目姫の奪還と救済に、身を賭して挑む。生者と亡者、二つの世界がいびつに交差する。めぐり会い、別れ—比類なき因縁奇譚。

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Details

  • NCID
    BB20303378
  • ISBN
    • 9784062197830
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    422p
  • Size
    19cm
  • Classification
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