藤原秀衡 : 義経を大将軍として国務せしむべし
著者
書誌事項
藤原秀衡 : 義経を大将軍として国務せしむべし
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2016.1
- タイトル別名
-
藤原秀衡(ふじわらのひでひら) : 義経を大将軍として国務せしむべし
- タイトル読み
-
フジワラ ヒデヒラ : ヨシツネ オ タイショウグン トシテ コクム セシムベシ
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注記
引用・参考文献: p297-305
藤原秀衡略年譜: p311-321
内容説明・目次
内容説明
藤原秀衡(一一二二〜一一八七)平安時代末期の豪族。父・基衡の死去を受けて平泉藤原氏第三代当主となる。豊富な財力をもって中央政界との繋がりを強めながら、仏教文化の大輪を花開かせる。治承〜文治年間の争乱期には、軍事優先路線への転換を図って、広域軍政府樹立を目指すが、志なかばで斃れる。本書では、文献・考古資料によって、その波乱万丈の人生に迫る。
目次
- 序章 さまざまな人物像
- 第1章 立ちはだかる大きな壁
- 第2章 偉大な祖父、清衡の国づくりを振り返って
- 第3章 平泉三代の御館、秀衡の登場
- 第4章 秀衡を支える人びと
- 第5章 都市平泉の全盛期
- 第6章 鎮守府将軍秀衡の登場
- 第7章 秀衡の平泉幕府構想
- 第8章 義経を金看板とする広域軍政府の誕生
- 第9章 文治五年奥州合戦
- 終章 平泉の置きみやげ
「BOOKデータベース」 より