東アジア古代金石文研究
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書誌事項
東アジア古代金石文研究
法藏館, 2016.1
- タイトル読み
-
ヒガシアジア コダイ キンセキブン ケンキュウ
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注記
索引: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
金石に刻まれた信仰の系譜。考古学と文献学の双方の手法を用いて日本・朝鮮・中国の金石文を多角的に考究し、5〜8世紀東アジア世界における宗教と信仰の具体相に迫る。
目次
- 東アジア古代金石文の研究の目的と方法
- 第1部 日本古代碑文の東アジア史的環境(山ノ上碑にみる孝の顕現—古代における儒・仏混淆の地域的様相;金井沢碑に現れた祖先祭祀の史的特質;奈良時代碑文にみる在地仏教の特質—金井沢碑と随・唐造像銘との比較から)
- 第2部 百済金石文と出土文字資料にみる仏教の特質(王興寺と飛鳥寺にみる舎利の奇瑞;百済王室祈願寺と飛鳥寺の造寺思想;百済弥勒寺舎利奉迎記にみる仏教信仰の系譜—語句・文意と考古学的知見の検討;百済における仏教語浸透の様相—陵山里出土木簡の検討)
- 第3部 高句麗の金石文と墳墓にみる葬祭と信仰(高句麗千仏信仰の系譜—延嘉七年造像銘の検討;高句麗金銅仏銘にみる北朝仏教の影響と地域的展開—景四年辛卯銘金銅仏を中心に;広開土王碑の守墓と勲積記事の史的背景;高句麗王陵の築造思想にみる儒教と仏教—追孝から追福へ)
- 第4部 東アジアの祭祀と信仰の系譜と展開—金石文とその関連資・史料(東アジアにおける殺牛祭祀の系譜—新羅と日本古代の事例の相対的位置;東アジアの霊山—地域史・交渉史の視点から;東アジアの初期造塔の意味とその展開)
- 終章
「BOOKデータベース」 より