コレラ、朝鮮を襲う : 身体と医学の朝鮮史
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書誌事項
コレラ、朝鮮を襲う : 身体と医学の朝鮮史
法政大学出版局, 2015.12
- タイトル別名
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Cholera attacks Korea
호열자, 조선을 습격하다
虎列刺、朝鮮を襲う : 身体と医学の朝鮮史
コレラ朝鮮を襲う : 身体と医学の朝鮮史
- タイトル読み
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コレラ、チョウセン オ オソウ : シンタイ ト イガク ノ チョウセンシ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
原著 (ソウル : 歴史批評社, 2004) の日本語訳
索引: 巻末pi-x
内容説明・目次
内容説明
ただ疫病のみが人びとに苦痛をもたらしたのではない。医療をめぐる封建的因習が、そして植民地権力が朝鮮半島の人びとを苦しめてきたのだ。中世から近代へ、漢医学から西洋医学へ、運命論から科学主義へ、朝鮮医学史を多数の貴重な図版とともに俯瞰する。
目次
- 1 苦痛を強いられる身体の歴史(コレラ、朝鮮を襲う;なぜ、あれほど疫病が流行したのか—朝鮮時代の疫病と防疫;朝鮮人、細菌を眼で見る—細菌説と植民地近代性;断髪とサントォの戦争、衛生の名で;男子を産むための長い欲望の歴史—転女為男法の考古学;『卞カンセィ歌』に見る性・病・躯文化の謎;沈清伝に見る盲人と障害の社会史)
- 2 歴史の中の医療生活(内医院・典医監・恵民署はどのような所だったのか;医女のはなし;救急名薬・牛黄清心丸;駭怪であり、罔測である—朝鮮末期病院の姿;韓国のヒポクラテス宣誓)
- 3 朝鮮医学か、西洋医学か(朝鮮医学は中国医学の亜流なのか—朝鮮医学の歴史的正体性;朝鮮後期の身体・臓腑に関する談論の性格;朝鮮後期の西洋医学、漢医学に挑戦す;牛痘法は未明の暗さを照らす灯火なのか—牛痘法の政治学;一九三〇年代の朝鮮医学、西洋医学と一戦交える—漢医学の近代性・科学性論争;医療がどのように民衆に近づいたのか—朝鮮医療史から見た民衆医療)
「BOOKデータベース」 より