冬の旅
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書誌事項
冬の旅
(集英社文庫, [つ18-6])
集英社, 2015.12
- タイトル読み
-
フユ ノ タビ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
解説: 巻末
内容説明・目次
内容説明
妻の失踪を皮切りに、緒方の人生は転落の一途を辿った。失職、路上生活、強盗致死。そして二〇〇八年六月八日午前九時、緒方は五年の刑期を終え滋賀刑務所を出所する。自らの人生の意味を問い直すかのように大阪の街を彷徨い、やがて和歌山のとある村へと流れついた緒方。流浪の旅の末、彼が目にしたのは地獄か、それとも極楽か。第二十四回伊藤整文学賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より