江戸城大奥を盗みて候
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江戸城大奥を盗みて候
文芸書房出版 , 文芸書房 (発売), 2013.12
- タイトル読み
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エドジョウ オオオク オ ヌスミテ ソウロウ
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内容説明・目次
内容説明
花街深川に繰り出した忍者吉兵衛一行に、江戸の大盗賊、ルソンの喜平次の与えた命令は「いかなる高貴な女人と交わるとも喜悦の涙を流させる奥技を習得してまいれ」であった。だが、ほんの数回だけの逢瀬で許されざる密通に誘い、命を賭けた危険な恋に堕とすは至難の業、しかし、存外女は度胸がある。普段眠らされていた恋の炎が折好く訪れれば、例え一夜でも後は余生と思える恋に飛び込んで行くのだ。江戸期の性指南書には、男だけが快楽を満喫する身勝手さを厳しく非難していた。故に女を愈悦の境地に誘う技を身に付けるのは、江戸っ子の使命と心得ていた。
「BOOKデータベース」 より