法廷通訳人 : 裁判所で日本語と韓国語のあいだを行き来する

書誌事項

法廷通訳人 : 裁判所で日本語と韓国語のあいだを行き来する

丁海玉著

港の人, 2015.12

タイトル読み

ホウテイ ツウヤクニン : サイバンショ デ ニホンゴ ト カンコクゴ ノ アイダ オ イキキ スル

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注記

参考資料・文献: p245

雑誌『樹林』『纜』『社会文学』などに発表した作品を大幅に改稿し、書き下ろしを加えてまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

在日韓国人二世の著者は、二十数年にわたって韓国語の法廷通訳を務めてきた。被告人が話す言葉(韓国語)を、また裁判官、弁護人などの言葉(日本語)を通訳する。人が裁かれる法廷の場で、人生を左右する言葉をやりとりし、時には人間の苦い闇がえぐり出され、時には人生のきしむ悲痛な音を聞く。法廷通訳の難しさ、裁判員裁判への移行、そして日韓の言語と文化の違いから生じるさまざまな出来事を描く、法廷通訳人が見た法廷ドキュメント。

目次

  • 法廷通訳という仕事(法廷通訳人になる)
  • そこに立たされる人生(わたし、通訳いりません;だれがそれを、きめたんだ;アナタ、モウ、イイ;父と子の母語;もどかしさの衣;五〇二号法廷にて;クロッスムニダ)
  • 日本語と韓国語のあいだを行き来する(判決重うなったんは、あんたのせいや;名前を何といいますか;ハスリします;うごくなまえたち;ルビのかけひき;揺れるポニーテール;バーの向こう)
  • 裁判員裁判の法廷にて(初めての裁判員裁判;ありがとう(エピローグ))

「BOOKデータベース」 より

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