ブッダが考えたこと : 仏教のはじまりを読む
著者
書誌事項
ブッダが考えたこと : 仏教のはじまりを読む
(角川文庫, 19431)
KADOKAWA, 2015.10
- タイトル別名
-
ブッダが考えたこと : これが最初の仏教だ
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
ブッダ ガ カンガエタ コト : ブッキョウ ノ ハジマリ オ ヨム
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注記
『ブッダが考えたこと : これが最初の仏教だ』(春秋社2004年刊)を改題・加筆修正して文庫化したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫H-119-1」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
この世に生きる私たちが、苦しみから逃れられないのはなぜか。苦しみはどこから生じ、これを断つにはどうすればよいのか。ブッダが得た「悟り」の本質をインド哲学の内側から捉えなおすとき、徹底して人間的に思考するがゆえに人間を超越してしまう、孤独な天才の姿が浮かび上がる。真の悟りは知性を求め、知性は孤立を恐れぬ勇気を求める—。従来の仏教学が見落としてきたブッダの哲学的独創性へと分け入っていく刺激的論考。
目次
- 第1章 仏教誕生の土壌—輪廻思想と出家
- 第2章 苦楽中道—いかに苦しみを滅するのか
- 第3章 全知者ゴータマ・ブッダの「知」
- 第4章 無意味な生を生きる—修行完成者の歩む道
- 第5章 苦、無常、非我とは何か
- 第6章 非人情、すなわち哲学
「BOOKデータベース」 より