地方紙は地域をつくる : 住民のためのジャーナリズム
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地方紙は地域をつくる : 住民のためのジャーナリズム
七つ森書館, 2015.12
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チホウシ ワ チイキ オ ツクル : ジュウミン ノ タメ ノ ジャーナリズム
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参考文献・資料: p258-261
Description and Table of Contents
Description
地方に軸足を置いて、地方や地域の問題に取り組み、そして地方から日本の問題ととらえ、発信するのが地方紙の使命である。全国紙に比べ、規模はちっぽけだが、地域では影響力があり、存在感がある。一国一城のようだ。その一国は今、人口急減時代に突入し、新聞部数減に苦しむ。時あたかも、忘れかけた日本の民主主義と根っこの地域の民主主義、地方紙の真価が問われているようであり、新聞とりわけ、小さくとも個性のある地方紙の出番だと、予感する。
Table of Contents
- 第1章 磨きたい地方紙の発信力—ある美術展廃止報道をめぐって(突然の美術展廃止通告;貫きたい県民目線;地域文化にこだわる;新聞のいのち)
- 第2章 現場主義が世論をひらく—キャンペーン報道「沈黙の森」で学んだこと(クマ騒動—キャンペーンは読者と共に;現場取材に徹する;地域から地球が見える)
- 第3章 地方紙は地域の民主主義の砦(「地方自治」「地方政治」を報道する;地域の胎動を見逃さない;住民自治と地方紙の役割;地域に生きる)
- 第4章 密着すれど癒着せず(記者として、ジャーナリストとして;密着と癒着は紙一重;編集現場と経営;読者目線の新聞であるために)
- 第5章 販売現場を歩いて(苦戦する販売現場;ネットに負けない新聞づくり)
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