歴史の謎は透視技術「ミュオグラフィ」で解ける : 歴史学を変える科学的アプローチ
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書誌事項
歴史の謎は透視技術「ミュオグラフィ」で解ける : 歴史学を変える科学的アプローチ
(PHP新書, 1028)
PHP研究所, 2016.1
- タイトル別名
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歴史の謎は透視技術ミュオグラフィで解ける : 歴史学を変える科学的アプローチ
- タイトル読み
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レキシ ノ ナゾ ワ トウシ ギジュツ「ミュオグラフィ」デ トケル : レキシガク オ カエル カガクテキ アプローチ
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注記
主な参考文献リスト: p213-228
索引: p229-231
内容説明・目次
内容説明
現在最もポピュラーな透視技術はX線レントゲン写真であるが、物体があまり大きくなりすぎるとX線では透過できなくなる。しかし素粒子ミュオンを使えば、ピラミッドや火山も透視できるようになる。ミュオグラフィが世界的に本格始動したのは2006年、本書の著者のひとり田中教授が行なった実験で、火山内部の最初の透視画像が得られてからである。本書では、この最先端科学技術のしくみ、歴史研究との関わりについて解説するほか、人工衛星によって「ナスカの地上絵」が次々に発見されている事例、沈没船を発見する水中考古学、DNA鑑定なども取り上げる。
目次
- プロローグ
- 第1章 ミュオグラフィ—ピラミッドや火山を透視する
- 第2章 宇宙技術を用いた考古学—未発見の古代遺跡はどこにあるのか?
- 第3章 水中考古学—沈没船から何がわかるのか?
- 第4章 生物学的技術を用いた考古学—ツタンカーメンとは何者か?
- 第5章 デジタル・アーカイヴ—過去を復元する
- 第6章 X線技術からミュオグラフィへ—考古遺物を透視する
- 第7章 ミュオグラフィで王家の谷を透視する
- エピローグ 従来の科学技術の限界とブレイクスルー
「BOOKデータベース」 より