玉葉和歌集
Author(s)
Bibliographic Information
Available at 204 libraries
Search this Book/Journal
Note
底本: 宮内庁書陵部蔵吉田兼右筆二十一代集本
上: 巻1-13, 下: 巻14-20
月報あり
Description and Table of Contents
- Volume
-
上 ISBN 9784625424199
Description
時の経過とともに微妙にうつろう自然の光をみごとに捉え、複雑に揺れ動く人の心のくまぐまを探る。「心のままに詞のにほひゆく」（為兼卿和歌抄）歌を求め続けた京極為兼が伏見院の院宣を奉し、配所佐渡から帰京後、対立する二条為世との『延慶両卿訴陳状』の論争を経て、鎌倉時代の末に奏覧した『玉葉和歌集』—勅撰二十一代集の長い歴史で異彩を放つ大輪の花にも似たこの歌集を厳密に翻刻し、詳細な新注を施す。
- Volume
-
下 ISBN 9784625424359
Description
「波の上に映る夕日の影はあれど遠つ小島は色暮れにけり」（為兼）、「惜しむべく悲しぶべきは世の中に過ぎて又来ぬ月日なりけり」（伏見院）—本巻には雑歌５巻・釈教歌・神祇歌を収め、詳注を加え、解説他を付す。
Table of Contents
- 本文
- 補注
- 解説
by "BOOK database"