燃えるキリン : 黒田喜夫詩文撰
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燃えるキリン : 黒田喜夫詩文撰
共和国, 2016.1
- タイトル読み
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モエル キリン : クロダ キオ シブンセン
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注記
附録:『除名 / 黒田喜夫』(15p 18cm)あり
内容説明・目次
内容説明
没後30年を経て蘇生する最後の戦後詩人、黒田喜夫。時代の最深部から発せられたその言葉は、詩と反詩に裂かれた「3・11」後の日本社会を確実に撃つ。初期詩篇から晩年の寺山修司論までを収めた初の作品集。
目次
- 第1部 詩撰(最初の無名戦士;黍餅;詩書をあとに;寡婦のうたえる;燃えるキリン;空想のゲリラ;おれは間違っていたのか;ロマンセロ長靴;ハンガリヤの笑い;観念論;毒虫飼育;くらい日曜日;夜の街で舞う;非合法の午后;憑かれてる日のデッサン;狂児かえる;末裔の人々;原点破壊;食虫植物譚;地中の武器—パルチザンの日記から;十月の心;沈黙への断章;餓鬼図・抄;彼方へ—四月のうた;原野へ;遠くの夏—記・九月某日;涸れ川の岸で;男の児のラグタイム;老戦士の昼休みの詩学)
- 第2部 散文撰(民謡をさぐる—伝統への挑戦;蒼ざめたる牛—わが暗殺志向;死者と詩法;死にいたる飢餓—あんにやの系譜;拒絶の精神とは何か—われわれの生の基調は流亡にあり;飢えた子供には何ができるか—サルトルらの発言をめぐって;読書遍歴;詩と自由;亡びに立つ—土着とは虚構だったのか;歌形と異郷;生涯のように—対話による自伝)
「BOOKデータベース」 より