国民の文明史
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国民の文明史
(PHP文庫, [な38-3])
PHP研究所, 2015.2
- タイトル読み
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コクミン ノ ブンメイシ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
主な参考文献: p623-630
内容説明・目次
内容説明
歴史を書く単位として、国は小さすぎ、世界は大きすぎる—。一つの国で一つの文明をなす日本の歴史を、「文明」という単位で真正面から論じた著者渾身の力作。明治以来、西欧文明を移入吸収してきた日本は、敗戦後、国家観を喪失し、いま歴史的危機を迎えようとしている。このまま衰退してしまうのか、あるいは乗り越えられるのか?西洋中心史観を超え、唯物史観、実証主義を超えて、日本の未来を指し示す。
目次
- 第1部 なぜいま、文明史なのか(文明史が示す日本の現状と危機;「文明史」とは何か)
- 第2部 日本文明を考える(日本文明史に見る「超システム」現象;「縄文」と「弥生」の日本文明史;日本文明が揺らぐとき;昭和の大戦の文明史的意味)
- 第3部 外から見た日本文明(世界の中の日本文明—比較日本文明論1;日本はアジアではない—比較日本文明論2)
- 第4部 現代日本の文明史的立場と課題(文明としての米・中との対峙;文明史から見たあるべき日本の改革)
「BOOKデータベース」 より