墨痕 : 書芸術におけるモダニズムの胎動

書誌事項

墨痕 : 書芸術におけるモダニズムの胎動

栗本高行著

森話社, 2016.1

タイトル別名

墨痕 : 書芸術におけるモダニズムの胎動

タイトル読み

ボツコン : ショ ゲイジュツ ニオケル モダニズム ノ タイドウ

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注記

参考文献一覧: p347-359

内容説明・目次

内容説明

比田井南谷を嚆矢とする前衛書の探究。伝統を背負いながらモダニズムの波と対峙し、言語とイメージ、モノクロームと色彩の間で苦闘した書家たちの戦後があった。上田桑鳩、宇野雪村、大澤雅休・竹胎、千代倉桜舟、青木香流、森田子龍、井上有一。抽象表現主義、アンフォルメル、「具体」といった同時代の前衛美術との連絡や、かな交じり書への挑戦を通して「現代書」の理念を希求した表現の系譜を辿る。

目次

  • 1 「書」における近代化の問題と戦後の大規模展時代の到来
  • 2 「書」の現代的展開と新たな伝統の形成
  • 3 前衛書、その発生と展開
  • 4 書壇からの脱出とその帰結—「墨人会」と森田子龍・井上有一
  • 補説 書と美術の接点とは
  • 5 漢字かな交じり書の可能性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB20456834
  • ISBN
    • 9784864050883
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    372p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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