東京物語
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東京物語
思潮社, 2007.10
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トウキョウ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
詩的出発を共有した岡田隆彦の死に際して、詩人は「まさに時に岸なし」と詩魂をこだます。「國井克彦は、私が会った最初の詩人であった。彼はまさに天性の詩人であって私はそこにひかれまた反撥もした。…二十代のときには彼めがけて「単に生れながらの詩人にしかすぎない者は、もはや詩人ではない」というフレーズを投げつけたが、間髪を入れず、「それは辻の自戒であろう」という礫が鋭くかえってきた」と詩友辻征夫は書き残す。若き抒情詩人としての出発以来約半世紀、古稀を目前に、詩人は故郷、旧友、肉親を偲び、自らの半生を振り返る。
目次
- 啼く鳥
- からだ
- 幻視の海
- 手紙
- 純粋高校
- 蔵前橋通り
- 夢の楽器
- 夢の声
- 夢の雨
- 満天の星〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より