日本古代国家の農民規範と地域社会

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日本古代国家の農民規範と地域社会

坂江渉著

思文閣出版, 2016.1

Other Title

日本古代国家の社会編成と地域社会

Title Transcription

ニホン コダイ コッカ ノ ノウミン キハン ト チイキ シャカイ

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Note

事項索引: 巻末pii-ix

史料名索引: 巻末px-xiii

研究者名索引: 巻末pxiv-xviii

あとがきに「本書は、2013年2月、神戸大学に提出した学位請求論文「日本古代国家の社会編成と地域社会」がその骨格をなしている」とあり

Description and Table of Contents

Description

古代の過酷な生活環境のなかで、社会の維持や人口の再生産はいかになされたのか。「農民規範」と「浮浪人」をキーワードに国家が地域社会に期待した農民像、さらには律令国家の社会統治原理を明らかにする。その一方、風土記や記紀にみえる神話や伝承、民間歌謡を素材として村落における農民結合のあり方、族長層と農民との支配—庇護関係を論じ、国家と地域社会の関係を双方の視点から分析する。また古代の国際交通を視野に入れることで、大陸諸国・列島上の「周辺」地域との諸関係の中で日本古代国家の特質を解明する。

Table of Contents

  • 第1部 日本古代国家の農民規範と浮浪人(日本古代の力田について;律令国家の農民規範と浮浪・逃亡;律令国家の社会編成原理の転換と浮浪人認識—「不論士浪」策の登場)
  • 第2部 古代の共同体と地域社会(古代女性の婚姻規範—美女伝承と歌垣;人を取り巻く自然・社会環境と古代の共同体;「国占め」神話の歴史的前提—古代の食膳と勧農儀礼)
  • 第3部 古代の水陸交通と境界の呪術・祭祀(古代国家とミナトの神祭り;古代国家と敏売崎の外交儀礼;『播磨国風土記』からみる地域間交通と祭祀—出雲国と王権との関連で)
  • 日本の律令国家と地域社会

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Details

  • NCID
    BB20515853
  • ISBN
    • 9784784217878
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    v, 438, xviiip
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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