日本映画の大衆的想像力 : 《幕末》と《股旅》の相関史

書誌事項

日本映画の大衆的想像力 : 《幕末》と《股旅》の相関史

羽鳥隆英著

雄山閣, 2016.2

タイトル別名

日本映画の大衆的想像力 : 幕末と股旅の相関史

タイトル読み

ニホン エイガ ノ タイシュウテキ ソウゾウリョク : 《バクマツ》ト《マタタビ》ノ ソウカンシ

注記

一覧: p179-196

学位論文「日本映画の大衆的想像力 : 幕末映画と股旅映画の相関史」(京都大学, 2013年)を骨子に、最新の研究成果を加筆した改訂版

内容説明・目次

内容説明

映画のみならず演劇・文学にも視野を拡げ、“幕末”映画と“股旅”映画の相関性の分析から近代日本の文化的核心を探究した画期的な日本映画/文化史論!!

目次

  • 序章 二組の母子の絆—長谷川伸『瞼の母』と『相楽総三とその同志』
  • 第1章 恨みは長し六〇年—昭和初年の幕末映画を巡るメロドラマ的想像力
  • 第2章 生れ故郷の『沓掛小唄』—股旅映画の誕生と一九二九年の日本映画史
  • 第3章 箱詰された孤独—稲垣浩と一五年戦争下の幕末映画の時間構造
  • 第4章 運命“線”上に踊る女と男—マキノ雅弘『いれずみ半太郎』分析
  • 第5章 進行相の結論—山田洋次の海坂藩三部作と幕末映画の二一世紀

「BOOKデータベース」 より

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