竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史
著者
書誌事項
竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史
(宝島SUGOI文庫, [Dた-4-2])
宝島社, 2015.12
- タイトル別名
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竹村公太郎の地形から読み解く日本史
- タイトル読み
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タケムラ コウタロウ ノ 「チケイ カラ ヨミトク」 ニホンシ
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注記
『別冊宝島2326号 竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史』(2015年4月刊)の改訂・文庫化
シリーズ番号はブックジャケットより補記
参考文献: p249
内容説明・目次
内容説明
地形から日本や世界の歴史を読み解き、新たな歴史観を提案する竹村公太郎氏。本書では、その竹村公太郎氏の歴史観を、古代から現代まで一挙に紹介。さらに日本の文明の特質も地形と風土から明らかにする。奈良盆地に存在した奈良湖が平城京を成立させた、参勤交代が日本を一つにまとめていた、雪国が生んだ日本文明など、日本の成立から日本文明の素晴らしさまでを竹村史観で解説する。
目次
- 特別対談 養老孟司(解剖学者・東京大学名誉教授)×竹村公太郎(日本水フォーラム代表理事)—世界全体が煮詰まり、時代の区切りを迎えている
- 竹村史観1 日本の成立と理想郷だった奈良(地続きの時代には徒歩で、日本が島嶼になってのちは船で渡来 列島の地形と潮の流れが生んだ日本人;日本列島にやってきた人々は、安住の地を求め、東へと向かう 神武東征の謎その1 ほか)
- 竹村史観2 江戸幕府を地形から読み解く(徳川家康が天下統一の総仕上げとして行った大坂の陣に新説が! 真田丸は大坂城から独立した構造だった;江戸は徳川家康が入府したことで生まれ変わった 家康入府以前の江戸は武蔵野の寒村だった ほか)
- 竹村史観3 明治維新をエネルギーとインフラから見る(日本を均質化させた鉄道網 日本全国に鉄道網が張り巡らされる;明治維新が成立した必然に、資源問題があった 江戸期、森林資源は枯渇寸前だった ほか)
- 竹村史観4 日本文明を貫くもの(悪条件の地に生まれた日本文明 日本文明は「ひきこもり」によって生まれた?;戦中日本の、心細く頼りないエネルギー政策 石油に始まり、石油に終わった太平洋戦争 ほか)
「BOOKデータベース」 より